「渋谷の若者」が持つポテンシャルとは。自由な思考、発想をうながすワークショップから生まれた表現を体感できるイベントが代官山でスタートした。
自身が持つ無限の可能性に、子どもたちはどのように気付き、開花させていくのか。そんなきっかけづくりをしているのが、渋谷区に在住、在学する小学生~18歳以下を中心に、25歳までの学生を対象としたさまざまなワークショップを開催する「代官山ティーンズクリエイティブ」だ。この活動では、各分野のクリエイターと交流を中心に、参加者が自発的に可能性を見出し、自身の未来を切り開いていくことを目指し、アートスクールをはじめとした、多様な取り組みに挑んでいる。

その活動内容を広く一般に知ってもらうイベントが、現在開催中の「DTC CREATIVE SESSION 2022」。今回は、メインビジュアルを小学生のカワムラスオ、ロゴデザインを中学生の河原凜が担当。 “ラブレター”をテーマに、子どもたちの熱い思いを、形にして発表していく。
イギリスのティーンと取り組む建築プログラムをはじめ、フリースタイルのパフォーマンス、映像作品、サウンドインスタレーションなど、オリジナリティあふれる作品群が会場に並ぶほか、現場で活躍するクリエイターによる音楽、アート、ダンスのワークショップも開催。また、時流を鑑み、会場に気軽に足を運べない人、遠方に住む人でも気軽に参加できるようにと、オンラインイベントもいくつか用意している。
本展は誰でも来場可能。10年後、20年後の世界を切り開くかもしれない、現在のリアルな表現を体感してみてほしい。


