アジアンポップに届けるマイノリティたちへの讃歌
インドのミティラー画を基調とする気鋭のアーティスト・イラストレーター・Takahisa Hashimotoによる6年ぶりのソロ・エキシビション「Sweet City Blues」。架空都市を舞台にしたストリートチルドレンをモチーフに、社会の隅で諦めずに生きるマイノリティたちへの讃歌として描いた作品展。
どこか生きにくさを感じる現代に、行き場のないマイノリティたちの存在への共感と自らの体験を反映させながら、社会の不確実性、閉塞感、焦燥感、そして人間存在の脆弱性と曖昧さ、複雑性を喚起する視点で制作しています。
そして、描き続けているインドの民族画「ミティラー画」も本展のテーマと重ねて再解釈しています。「ミティラー画」は、インド・ビハール州のミティラー地方に古代から続き、冠婚葬祭やヒンドゥ教の神々に祈りを込めて描かれているフォークアートです。インドの最貧地域において、女性だけに描き続けられ、生きるための糧になっているアートであることにも着目しています。その「ミティラー画」についての解説展示も同時開催いたします。
[場所]
ケーススタディスタジオ「BaBaBa(バババ)」
新宿区下落合2-5-15-1F
Tel:03-6363-6803
https://bababa.jp/
[会期]
3月20日(thu) – 3月30日(sun)
12:00-19:00
[レセプション”カリー”パーティ]
3月20日(thu) 13:00~15:00
(食事・ドリンク等はなくなり次第終了となります)
