「all is graphics」展 
KIGl、その成長の軌跡。

クリエイティブユニット〈KIGI〉が、設立から10年を記念し、これまでの活動と新作を発表する企画展「all is graphics」を開催する。

KIGIの活動領域は実に広い。

クリエイティブディレクターの宮田識が主宰を務める広告制作会社、DRAFTから独立。2012年にKIGIを立ち上げた植原亮輔と渡邉良重は、ともに前職からの広告やブランディングを中心としたグラフィックワークを軸に据えながらも、琵琶湖一帯の職人たちと協業した「KIKOF」、ファッションブランド「CACUMA」、ギャラリーショップ「OUR FAVORITE FHOP」、そして直近では、アイウエア「TWO FACE」など、次々に新しいプロジェクトを自らの手で立ち上げ、実現してきた。

さらには、研究の一環としてドローイング、写真、映像、オブジェ、インスタレーションなど、あらゆる領域に積極的にトライ。クレマチスの丘・ヴァンジ彫刻庭園美術館、宇都宮美術館での個展を開催した実績も持つ。

彼らの自由でバリエーションに富んだ表現は、まさに多様性が問われる現代に適した取り組みだとも言えるだろう。

本展では、これまでに手がけた代表的な作品を展示する一方で、彼らが軸とするグラフィック=視覚芸術がいかにほかの領域に影響を及ぼし、展開していくかの様子を探っていく。

渡邉良重のドローイングを元につくられたラグ「into the field」
信楽焼を現代的に展開したテーブルウェア「KIKOF」
植原亮輔のプライベートワーク「LIFEBLOOD」。
正面と側面からの見えがかりが変化する眼鏡「TWO FACE」は、2022年11月にローンチ予定。

all is graphics

11月10日(木)~11月27日(日)

11時~20 時(最終日は17日まで)無休

料金:500円(高校生以下無料)

ヒルサイドフォーラム(東京都渋谷区猿楽町18-8 ヒルサイドテラスF棟)

Tel. 03-5489-1267

 

●アーティストトーク

11月16日(水)

18時30分~20時

料金:500円

*Peatixにて要予約

 

●演奏会「時間の標本」

11月19日(土)

開場:15時30分 開演:16時

会場:ヒルサイドプラザ

出演:阿部海太郎(ピアノ)、小寺里枝、佐藤恵梨奈(ヴァイオリン)、春日井恵(ヴィオラ)、越川和音(チェロ)、本多啓佑(オーボエ)、中田小弥香(ファゴット)

料金:大人5,500 円、高校生以下2,500円

*オンライン(ZOOM)にて配信

*Peatixにて要予約

主催:株式会社キギ

協力:HILLSIDE TERRACE, CLUB HILLSIDE

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