2021.12.16
「2021年 天童木工とジャパニーズモダンを語る」
デザイナークロストーク 熊野亘×二俣公一×中村拓志
卓越した成形合板技術により、柳宗理の「バタフライスツール」をはじめ、実力派のデザイナー、建築家と協働しながら、数々の名作家具を生み出してきた山形の家具メーカー、天童木工。1940年の創業から80周年を迎えたことをきっかけに、これまでに培ったものづくりの技を振り返りつつ、現代の家具のかたちで表わすプロジェクト「TENDO JAPANESE MODERN /80 PROJECT」がスタートした。
プロジェクトの発表にあわせ、家具の開発に携わった熊野亘、二俣公一、中村拓志の3名のデザイナーがBaBaBaに集合。各自が担当したプロダクトのデザインの背景はもとより、天童木工がつくりあげてきたジャパニーズモダンの思想について、深みのあるトークが繰り広げられた。